奇跡

今まで生きてきて奇跡を2回見た事ある

最初の奇跡は小児癌で助からないと言われたある少女

最初は5年生存率80%と言われた

病理検査の結果5年生存率60%になりしかも抗がん剤は効かない、造血幹細胞移植になるだろうと医師から言われた。治療は恐らく1年以上長い戦いになるだろう。

それを言われた家族は絶望、そして死との隣合わせ。

でも少女は負けなかった

病気と向き合い逃げなかった

そして自分を信じた

絶対に治る、そして自分は死なない

1年以上かかると言われた治療は何と5ヶ月で終えた

腫瘍マーカーがどんどん下がっていった

焦る気持ちもあっただろう

でも彼女は必死に戦った

絶望も味わっただろう

それでも彼女は光を必死に探してその光を掴み取った

春、桜の咲く季節彼女は小児癌になり病院の中で見た桜は彼女の目にどう移ったのだろう

そして暑い日差しが照りつける夏、彼女は満面の笑みを浮かべて退院した

医師も絵に描いたようなまるで奇跡を見てるような治療でしたと

これが私が見た一つ目の奇跡